『100分de名著』(解説本)を読むのが良さそう
NHKで放送している『100分de名著』という番組があります。
誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回、つまり100分で読み解く新番組です。
原典を読もうとするとハードルが高いのですが、この解説本を読むなら手軽にできる、との意見がありました。
さらに補足も。
取り上げられている名著のほとんどが私は未読です。読みたいと思いつつ読めていない名著の解説本を中心に読んでみたいと思いました。
ここで取り上げられている名著のうち、個人的おすすめは下記の2つです。(原典を読んだもの)
- ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(2017年7月)
皮肉が強烈なパンチを効かせていて、スカッとします。
当時の社会情勢もあり、疑問を感じる点もありますが、現代に置き換えても似た事象はあるのではないでしょうか。
ただ、翻訳本をあまり読んだことがないと少々読みづらいかもしれません。
ひとの弱さを認めそれでも生きようとあがく姿を今でいう "エッセイ" として綴っています。少々古い言い回しもありますが、多くの人が違和感なく読める文章だと思います。
青空文庫でも読めます。
直近の解説本では、「ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(2019年12月)」を読みたいです。(実は原典が何年も積読状態)