ほんのひとさじ

日々の雑記

病気発覚 その2

5.再び診察&診断(病名確定)
初めて受診してから約1ヶ月後、再び主治医の診察があり、「甲状腺機能低下症、橋本病です」と診断された。

・不足している甲状腺ホルモンを補う薬を服用すれば怖い病気ではない。
・薬を服用する量は個人差がある。少量から服用し様子を見ながら増やしてゆく。
・心臓などに疾患があるとホルモン剤の服用が影響することがある。

これらの説明をうけ、処方箋をいただいた。

今後は、甲状腺ホルモンの値が安定し、薬の服用量が決まるまで2ヶ月に1回通院することになった。
甲状腺ホルモンの値は血液検査で行う。薬の影響を調べるため、甲状腺ホルモンのほか、ほかの項目も検査するとのことだった。

血液検査後、結果が出るまでは数時間かかる。血液検査と診察を1日で済ませることも可能だが、待ち時間ができてしまう。初めて病院へ行った日の待ち時間から、できれば待ち時間がない方が良いと思った。

病院へ2回来る必要があるが、診察前日までに血液検査をすれば朝イチの診察が可能と聞き、
そうしてもらうことにした。
原則、診察のない午後であれば検査もそれほど混雑しないそうだ。
診察は土曜だが、検査はその週の木曜か金曜に仕事を早退して受けることに決めた。

これは今も同じで、1回の診察のために検査と診察で2回病院へ通っている。

 

6.診断書
会社へ病気を申告する際は、診断書が必要になることはわかっていた。
診断書の発行にはいくらか(通常3000円から5000円程度)費用もかかる。
いずれ会社への提出を求められると思い、診断書のルールを確認すべく、主治医にまず「診断書を書いていただくことは可能か」をうかがった。
その返信はそのときの私には思い至らないことだった。
「(診断書を)書くには書くが、それによりあなた自身が不利益を被ることが心配なので、(会社が求める)記載内容をよくよく確認して欲しい」と。
主治医は過去に患者さんがそうした扱いを受けたことがあり、心配して言ってくださっているのだと思った。総合病院で患者さんも多数いる中で、こうした気遣いをいただけたことが嬉しかったことを覚えている。
評判等は全く考慮せず、偶然選んだ病院でめぐり合った主治医だったが、よほど遠くへ引越するなどない限り、この主治医にお任せしたいと思った。

診断書の会社への提出は、1度のみ。
病名とそのときの状況を簡潔に記載したものを会社へ提出した。

7.薬の服用
今ではすっかり習慣化しており、起床後すぐ服用している。
特に食後という指定はなく、服用は朝1回/日だ。

最初半年ほどは、忘れることがよくあった。服用を忘れたら、気づいた時点で服用すれば良いと言われていたが、夕方や夜に思い出すことも多かった。お昼ころまでに飲み忘れに気づけなかったら、翌朝、1回分の量を服用するように言われた。
飲み忘れても飲み忘れの分を翌朝飲んではいけないそうだ。ひとによっては心臓に負担がかかることになる。

心臓に負担をかけないため、少量からはじめて、甲状腺ホルモンの値が正常になるまで、半年ほどかけてほんの少しずつ増量していった。
薬の量が決まるまでは、月1回の通院だったが、甲状腺ホルモンの値が正常になり安定してからは、3ヶ月に1回となった。「3ヶ月」の期間は、一度に処方できる薬が「90日分」だから、が理由のようだ。
最近、症状も安定しているので、診察を半年に1回にと言われたが、途中で休診日ではない日に処方箋だけ受取りに行く必要がある。

急な体調の変化があった場合や、妊娠した場合(全く予定はない)には、次の診察日前でもすぐに受診するようにと言われた。

妊娠以降、全くなかった生理は、甲状腺ホルモンの値が正常になったころ、再開した。
身体はわかりやすく状態を伝えてくれていると思った。

8.産業医面談と勤務配慮
産業医面談は、会社へ病気を申告後は、通院ごとにその結果を報告することとなった。
私の場合は、甲状腺ホルモンの値が正常になれば、ほかの人と同様に日々過ごせるため、少しずつ増やして薬の量が決まり、症状が改善した時点で定期的な産業医面談が終了となった。

会社により異なると思うが、産業医の指示として、出張や時間外などの勤務制限措置となった。
その人の病状などによっては、勤務時間短縮の措置もあるが、そこまでではないとの判断だった。
「フルタイム勤務で時間外はなし」の勤務にて会社と合意しており、また、同じ事務所での仕事で出張もなく、実質、勤務の制限はないも同然であった。

産業医面談は、経過について報告後、職場に蔓延する一部の人の仕事のやり方についての問題を訴える場になっていた。
(職場に精神疾患者が多い要因があることは、すでに産業医も把握していたようだったが、未だこれは解消・改善には至っていない)

---病気発覚 【完】