ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

理解と無理解との間

 

これに加えて子なし同僚には「そんな便利なところ(病後児保育のこと)があるならもっと使えばいいのに」などとあっさり言われたことがある。

枠を確保するだけでも大変なのに。
「熱出し過ぎ、風邪ひきすぎじゃない?」とも言われる。

まるで管理がなっていないと言われている気分。(若干の被害妄想もあるけれど)

大人と乳幼児は違うのに。

 

これからは育児だけでなく、介護に関わる人も多く出てくる。

育児は関係なかった人も仕事をどうにかしなければならないときが来るはずなのに。
自分は関係ない、わけではないのに。

 

そういうひとたちとの間には、違い過ぎる価値観の大きな溝がある。

説明すればわかるという意見もあるけれど、説明するより流した方が楽。

少なくとも自分だけはそうならないように心がけたい。

 

ただ、仕事上ではそもそも仕組みやマネジメントの問題で、弱者や言いやすい相手に仕事のしわ寄せのはけ口を求めることが間違い。
とはいえ、お互いがお互いの立場を考慮しましょうという本当の教育がされていないから難しい。

だから、今そうした問題に直面している世代が多数派になって変えていければいいと思う。

それと自分たちのルールが最新でも最良でなく時代により変わることを意識することも大事。

 

輝かなくていいから、肩身の狭い思いをして働かなくてよい社会になればいいのに。

君の名は。 再び鑑賞

2016年夏の公開以降、とても評判がよくずっと観たいと思っていた「君の名は。」を2017/1/2にやっと観た。
観てすぐに「これはもう一度映画館で観たい」と思った。
早速1/8に再び映画館へ行って観てきた。

1週間もあいていないので、ストーリーはほぼ覚えている。
それでも、やはり観て良かったし、『もう一度、大事なひとと一緒に観たい』とも思った。

初見時では気づかなかったが、伏線もあった。
「一度観れば十分」と思うむきもあるだろうが、何度観ても新たな発見をしたり、同じ余韻を味わったりできる作品だと思う。

今回は一度観たあとだったので、ネタバレというほどではないが、映画「君の名は。」に関するTV番組の動画もいくつか見て行った。
光の当て方や光をどのように背景に反映させているか、なぜここまで光や風景にこだわるのかなどの話を新海誠監督が説明している場面があった。
それらを頭に入れていって、より深く作品を楽しめたと思う。

日曜の昼下がりの上映回、300人程度入ると思われるスクリーンはほぼ満席だった。
もうしばらくは映画館で上映されそうだ。

作品の舞台となった飛騨市では、「君の名は。」上映中は関連した展示やイベントを続けるという。
飛騨へは未訪でもあるし、今年のうちにその風景を実際に目にしたい。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 (ネタバレなし)

※ネタバレは含めずに書いていますが、気になる方は読まずに映画館へどうぞ。



フレデリック・フォーサイスの作品が好きだ。
息をもつかせずそれでいて緻密、そして多くの作品が近代史上の事件とリンクして事実かのように描かれているストーリーがいい。

最近、そのフォーサイスの著作「オデッサ・ファイル」を何年かぶりに再読した。
その中で主人公は第二次世界大戦後も犯罪者でありながらドイツ以外の国で優雅に暮らすナチス幹部を追い詰める。その中で、戦前と変わらず政治などの公職で権力をふるう亡霊ともいえるナチス関係者による数々の抵抗に屈せず、職責を果たそうとしている検事のバウワーにも接触していた。
その検事が主人公のこの映画をぜひとも観たくなった。

全体的に暗い色調なのは、当時の状況を再現しようとしたためか、監督の好みなのかはわからない。
スパイ映画と違いそれほどのスリルはないが、有能な検事が執念を燃やし生涯を費やしたナチス幹部に迫る様子はとても見ごたえがあった。

公式サイトはこちら。

eichmann-vs-bauer.com

昔は○○だった/○○しなかったの害悪

「昔は○○で平気だった、今は過保護過ぎる」などと言う人がいる。
主に、老齢と言われる人たちだ。

直接は言わないが、「ではあなたがたも昔はもうとっくに死んでいた可能性が高いのですよ」と言い返したい衝動に駆られる。

私も昔なら死んでいたのだ。
今は病気だとわかって足りない(体内ではもう生成できない)分泌物を薬で補充できているから生きている。

昔と今とは環境も違う。
昔のいいところもあるが、今のいいところもある。

単純に「昔は…」と今を批判することを言わないで欲しい。
今だからやっていることで受けている恩恵は必ずある。
昔はわからずじまいのまま亡くなったり、今に繋がる結果を残して犠牲になった人びともいる。
その過程と結果を無視するのは、学習や研究や発展を否定することだ。

批判している気がないとしたら余程の鈍感だ。

単純な述懐かもしれないが、これまでの経過を無視した言い方は看過できない。
発言主に直接言うと角が立つことが多く厄介だ。

私は不明だったことが判明し、医療や科学が発展することに期待したい。

2016年に観たかった映画、やっと網羅。

過去作品で機会のない映画は別として、できるだけ映画館で映画を観るようにしている。

2016年は「邦画の当たり年」との評判があり、しかもそれらを観た人たちの評価がとても良かった。
普段あまり邦画は見ないが、2016年中にそれらを網羅したいと思っていた。

2016/12/1時点で、未鑑賞だったのは下記4作品。(4作品中3作品がアニメ)
付記したのは鑑賞までに聞いた感想。

シン・ゴジラ
 今までとは全く違うゴジラ。何度でも観て細部を確認したい。
この世界の片隅に
 クラウドファンディングで公開にこぎづけた映画。ストーリーも描写も素晴らしい。
「聲の形」
 人気マンガを映画化。いい。
君の名は。
 良かった、とにかく良かった。光の表現・描写が変態的(褒め言葉)

1/4に観た「聲の形」で、2016年に観たかった映画を全て観ることができた。

これらは予告編も全く見ていない。
まったく事前情報なしのまっさらな状態で観られて良かったと思う。

特に「君の名は。」は、ポスターのデザイン1枚しか見たことがなかった。(階段で2人がすれ違っているところ)
観ているときに、文字通り “身体が震えた” し、物語の目撃者として映画の中に自分が “確実にいる” と錯覚してしまった。
映像も綺麗だったし、これはもう一度映画館で見たい作品。

手帳カスタム(ジブン手帳クォバディス化)

たいしたことを書いてはいないけれど気に入っているので毎年やっている手帳カスタム。

クォバディスのダイアリーで有名な、その週が終わったら切り取る切り取り線をつくる。

 

f:id:cafe_spoon:20161231192144j:image

無印良品の「切り取り線をつくるパンチ」(販売終了品)で右下に切り取り線をあける。

左側が2017年のもの。右側は2016年。

今週分が開きやすくなる。(1月中はあまりその効果はないけれど)

iPhone6s バッテリー無償交換

使用中のiPhone6sが、まだ購入して1年程度の頃からバッテリー残量が十分にあるのに突然シャットダウンすることが出てきた。バッテリーが消耗するとこの症状は仕方がないが、「1年でこれでは」と思っていたら、iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラム - Apple サポート バッテリーに問題があるのでAppleにて無償交換してくれるとのこと。

 

まずは、まとめを。

◆まとめ

・できるだけ早い時間の予約が望ましい。

・待ち時間(約2時間)の活用法を準備しておく

・データのバックアップは必要だが、必ずしも消去する必要はない。

・水濡れの場合は有償(3万円+消費税)。別の修理屋の方がいいかも。

 

GeniusBarを予約して行った方が良いと聞いてから、ときどき予約を試みたがどうにも行ける日時の予約が取れない。キャンセルがよく発生するそうで、こまめに予約確保しようとするといいとも聞いたがそんな時間は取れない。やっと予約が取れたのは12/30の夕方だった。

 

>iTunes または iCloud にデータをバックアップする。

>「iPhone を探す」をオフにする。
>「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップして、データと設定をすべて消去する。

上記手順どおり、データのバックアップやデータ消去をしてからAppleStoreへ行った。

GeniusBarへ予約時刻前に行ったところ、「まだ予約時刻ではないので予約時刻まで待つ」よう言われ、再度予約時刻になる直前にスタッフに声をかけると、空いた椅子に案内され「順番に案内するので待つ」よう言われた。ここから20分。

本当に受付されているかどうか不安になってきたので、フロアの責任者らしきスタッフさんに声をかけると「順番にご案内しますので」とやや強い口調で繰り返し言われた。それだけ。確かにそうだろうし、混雑した年末の夕方で疲れていたのもあるだろうが、言われたこちらの気分が良いとは言い難い。ちょうど次に自分の順番だったらしいが、それがわからないまま待つのと目安があって待つのとは違う。JRの運行情報で「遅れ○分」と目安があるだけでも気分が違うように。

シリアルNOを確認して対象製品であることが判明したため、預かりでバッテリー交換となり、待ち時間は混雑しているので2時間となった。しかし、ここで万一水濡れだった場合は有償(3万円+消費税)となる説明をされた。水濡れでない心当たりがあるので受け取りまで気が気ではなかった。余裕を持って2時間+5分程度の時間を指定された。

指定時刻にGeniusBarへ戻り、無事受け取りできた。(水濡れはなかった)

ここでiPhoneが自分自身のものか確認をするよう言われた。どうもデータ消去しなくても良かったらしい。万一の際にバックアップは必要だけれど。

「ご不便ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした」と謝られたが、製品の不良は仕方がない。ない方が良いことだが出てしまうこともあるだろう。それよりもそうなったときの対応だ。無償で交換していただけるのはありがたかったが、満足とは言えない。

私が思うのは細かくてクレーマーかもしれないけれど。

 

◆所要時間

AppleStoreへの往復:約2時間

予約時刻から呼ばれるまで:20分

iPhoneの確認と修理受付:5分

バッテリー交換:2時間+5分

iPhone受取:5分

バックアップからの復元:1時間 (32GB程度)

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合計:5時間30分 (実質半日)

 

最後に、Appleさんへお願いを。

・混雑していて待ち時間があるのならそのことを最初に伝えて欲しい。

 (それぞれの事象で対応時間が異なるとしても目安の時間やあと何人かなど手持ちの端末を見て先に伝えて欲しい)