ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

傘ぎらい

傘を持つのは好きではない。
少々の雨なら傘をささない。
雨が降っているからといって、使い捨てにするビニール傘を買いたくない。

現在、手持ちは折り畳み傘2本と長傘1本と、もらいもののビニール傘2本。折り畳みの日傘が1本。
折り畳み傘の片方はアウトドア用品メーカー「モンベル」のもので、2度修理して使っている。
もう1本は使い勝手は悪いが予備として保管している。
長傘は社会人になったお祝いでいただいた。もう15年以上使っている。露受けを何度か修理した。

以前は少々の雨でも必ず傘をさしていた。

傘をささなくなったきっかけは、イギリスでホームステイをしたときに、全く傘をささない人を見たから。

ホームステイ先からバスで語学学校へ通っていた。
そのとき、冷たい雨がかなり降っていたにも関わらず、衣服から雫がしたたり落ちるほど濡れているのに傘を持たない少年が乗車してきた。
ほかでも、傘を持っている人をほとんどみかけなかった。
よく雨が降るというのに。

傘を持っていなくても傘をささなくてもたいして困らない。
傘を持っていると、かえって荷物になる、歩くスピードが遅くなる、ひととぶつかるなどデメリットが多いと思った。
それからは、少々の雨では傘をささなくなった。
傘を持っていなければ傘を忘れることもない。

台風など風が強いときは傘よりもレインウェアがいい。
コンパクトになるものを選べば傘と同じくらいの容量だ。

何より、どうしても傘をささないとならないわけではない、と思っているので、いずれゴミになるもの(ビニール傘)にお金をかけなくて済むし、ゴミを出さなくて済む。

スピードスターカフェ訪問

原付や125ccではないバイクで行けるお店は少ない。
バイクショップやパーツ店であれば当然バイクは駐車できるが、大型ショッピングセンターであっても、駐車場や駐輪場はあれど、バイク駐輪場のあるところは少ない。
公共のバイク駐輪場も125ccまでのところがほとんどだ。(“歩道” は当然、駐輪禁止)

タイヤ交換等で定評のあるタイヤ専門店併設のカフェ、「スピードスターカフェ」に行ってみた。(12/23)

お客さんのほとんど(たぶん全員?)が、ライダーと思われる。

お店の前の入り口を塞ぐ形でしか駐車できず迷っていたら、そこにも停めてよいと声をかけていただいた。
時間がなくてコーヒー1杯だけいただいた。
お会計のとき、「風が出てきましたから、気をつけて帰ってくださいね」と言われた。

お店を出たあと、帰りがけに「かっこいいバイクですね!買ったばかりですか?」と話かけられた。

「そうです。今年免許取って、買うつもりなかったのに買っちゃって・・こないだコケちゃいました」
「左ですか?右ですか?右側に倒れちゃうと持っていかれるからもうどうしようもないんですよね」
「左です。いつも怖くて跨ったまま移動させるのに降りて押そうとしたらバランス崩しちゃって」
「押して移動するのは練習したほうがいいですよ。あとは講習会、あれは受けたほうがいいです。ぼくの友だちも講習会に参加してものすごくうまくなってました」
「そうですね~ バイクを押すのも、スラロームも教習所以来やってないです」
こんな会話をした。

もう帰らねばならない時間を過ぎていたので、慌しく話しただけになってしまったが、本当はもっとゆっくり話したかった。

今度はゆっくりできる余裕をつくって行こうと思う。

投信「たわらノーロード 新興国株式」をNISAで買付

2016年のNISA残り枠は、NISAでは個別に投資していなかった新興国株式の投信、しかもまだ運用期間の短いたわらノーロード 新興国株式にした。
(更に発生した残り枠ではニッセイ外国株式インデックスファンドを購入)
投信ブロガーさんの記事(主要資産クラス毎の信託報酬最安のファンド一覧(2016年12月)(インデックス投資日記@川崎))で実質コスト最安と見たので。

個人的に振れ幅の大きそうな新興国株式にはあまり大きな額を投資したくないのだが、モノは試しと「おやつ」程度に買付してみた。

主に外国株式(先進国)に投資しているので、これもリスク分散だと思うことにしている。

投資をはじめたきっかけ

全く投資に興味なく、勤務先の持株会の換金のためだけに証券口座を開設していた。
NISAもその証券会社に開設すると現金がもらえたので、それを目当てに開設した。

投資は怖かった。
預貯金と違って減るから。(正確には "減ることもある" だが)

しかし、投資さぜるを得ない事態になった。
勤務先での確定拠出年金(企業型)導入によって。

金融商品として定期預金も選択できるが、この低金利では、退職金が実質目減りすることは明らかだ。

投資期間が数年と短いのなら、定期預金が最も確実だろう。
数年単位では大きく凹むこともありうる。
しかし私が60歳になるまでにはまだ15年以上ある。(勤務先が潰れても確定拠出年金は継続できる)

とりあえずこの本を購入して読んだ。
全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

諸説あるものの、確定拠出年金はいずれもインデックス投信で、日本株5:先進国株式4:新興国株式1にした。
(この割合はいずれ見直しを考えている)
インデックス投信にしたのは信託報酬が安いから。
アクティブ投信はうまく行けばリターンが大きいが、そのぶん信託報酬も高い。
お金の運用にかかる手数料は安いに越したことはない。

非課税となるマッチング拠出も限度額いっぱい拠出することにした。
これを機に財形貯蓄(定期預金)を止めた。
「元本が保証される貯蓄」と「原則として60歳到達時まで引き出しできない元本保証のない投資」という大きな違いはあるが、支出してしまう前に強制的に積立することには変わりない。

勤務先の確定拠出年金加入をきっかけとして、NISA口座での運用をはじめた。
現金プレゼント目当てで開設した証券口座とNISA口座だが、現在はネット証券をメイン口座にしている。
購入できる投信の種類が多く、そのほかの手数料も安いからだ。
現在の低金利ではハイブリッド預金にしておく意味は薄れてしまっているが、SBI証券の買付資金は買付までSBI銀行のハイブリッド預金としておくこともできる。(SBI銀行に口座がある場合)

私より先にインデックス投信を始めた友人が「はじめてすぐにリーマンショックが来て震えたけど踏ん張って続けている」と言っていた。
私も一時的な減少で慌てずに、長期的に構えて少しずつでも続けようと思っている。

確定申告は面倒がらずに

私のNISA枠のほとんどを占めるのがこの投信(外国株式)。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT ETF)

これひとつで世界中の株式に投資できる。
配当金は年4回あり、そのままにしておくとドル建てで全く金利がつかない。
とりあえず、ドル建てのMMFを買付(10ドル以上)している。
VTの買付ができる額になったら買付予定。

配当金は元本ではなく利益から出ているが、二重に税金が課税される。(米国10%、日本約20%)
NISAでの投資なら期間内は課税されない。

外国での課税分は確定申告が必要で条件によるが税額控除(外国税額控除)される。

住宅ローン控除で所得税が還付されている(住民税にも還付適用)ので、まだ対象ではなさそう。
どちらにせよ、昨年のふるさと納税でワンストップ特例制度適用ならず課税された分の確定申告をしに税務署へ行くついでに聞いてくる予定。

確定申告は、住宅購入など諸々の手続きではじめて税務署へ行った。
時間はかかるけれど、大事な手続きだと実感した。
面倒がらずにやろう。

時間の都合がつく人は平日に、かつ、確定申告期間開始直後に行くといい。
仕事で休めない人向けには、確定申告期間内の土曜日に2回ほど窓口を開けてくれる。
どちらも開始時間すぐに行くのがベスト。

初めてのときは、できれば確定申告前に一度税務署へ。
期間前でも相談を受け付けてくれるし、不足書類があっても慌てずに揃えられる。

還付だけでなく、条件によっては追徴課税となることもあるようだけど。

ひふみ投信

昨年の夏の終わり頃だったと思う。
急激な株価下落を受けて、緊急のお知らせを出した「ひふみ投信」について、とても好意的な見方をしている人が多かった。

2015年にやっとNISA口座を開設して、なんとなくインデックス投信の買付をしていただけの私には、個別の名前がついた「○○ファンド」などの投資信託は怖くて得体の知れない存在だった。

「ひふみ投信」の基準価額下落に関するレポート発行のお知らせ
>TOPIX が 5.86%、日経平均株価指数が 4.61%と大幅に下落をしました

このレポートやこの件に関する当事者のコメントが誠実との印象をうけた。
積立は月1万円からとのこと。
衝動的に口座を開設した。11月から積立を行った。

先日ひふみ投信が過去最高額になったことをうけて、全額解約した。
解約分は2016年分のNISAでインデックス投信を買付した。

やはり自身の意思とは関係なく強制的に一定額を積み立てることは資産形成に繋がる。
積立をしていなかったら、使ってしまっただろう。
せっかく口座を開設したのだから、1年は積立しようと決めていた。だからやれた。

ひふみ投信」は、メインとして使っているネット証券でも同じ投信を「ひふみプラス」として購入できる。
もちろん、NISA口座でも買付可能だ。
今後は、下落をしても戻す可能性が高い投信として、投機的に購入するかもしれない。

※本記事は、投資のリターン等の保証をするものではありません。投資はご自身にて判断してください。