病気の子供の診察をしていると「明日、保育所に行けますか?」というのは、よくある質問で、親にとってはそれだけ切実な問題なんだよね。で、共働きに理解のない人は「子供が病気なのに働く気?」って、よく言うんだけど、それはほぼ100%母親に向けられていて、父親は病気でも働いていいってこと
— Tom (@tomtom_tom3) 2017年1月8日
これに加えて子なし同僚には「そんな便利なところ(病後児保育のこと)があるならもっと使えばいいのに」などとあっさり言われたことがある。
枠を確保するだけでも大変なのに。
「熱出し過ぎ、風邪ひきすぎじゃない?」とも言われる。
まるで管理がなっていないと言われている気分。(若干の被害妄想もあるけれど)
大人と乳幼児は違うのに。
これからは育児だけでなく、介護に関わる人も多く出てくる。
育児は関係なかった人も仕事をどうにかしなければならないときが来るはずなのに。
自分は関係ない、わけではないのに。
そういうひとたちとの間には、違い過ぎる価値観の大きな溝がある。
説明すればわかるという意見もあるけれど、説明するより流した方が楽。
少なくとも自分だけはそうならないように心がけたい。
ただ、仕事上ではそもそも仕組みやマネジメントの問題で、弱者や言いやすい相手に仕事のしわ寄せのはけ口を求めることが間違い。
とはいえ、お互いがお互いの立場を考慮しましょうという本当の教育がされていないから難しい。
だから、今そうした問題に直面している世代が多数派になって変えていければいいと思う。
それと自分たちのルールが最新でも最良でなく時代により変わることを意識することも大事。
輝かなくていいから、肩身の狭い思いをして働かなくてよい社会になればいいのに。