ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

ムサコ会に参加

インデックス投資初心者のつたない質問にも答えていただけるというオフ会に参加しました。
主催のおぱるさん、参加者のみなさま、ありがとうございました。

質問すると脊髄反射かと思うくらい即、答えが返ってきました。
知識も反応もすばらしい方々でした。

【参加者のみなさま】
・おぱるさん
 インデックス投資女子 Around40 Happy Life

 インデックス投資オフ会 第25回「ムサコ会」@渋谷

・kenzさん
 インデックス投資日記@川崎
・NightWalkerさん
 NightWalker's Investment Blog

 「ムサコ会」@渋谷に行くの巻

・ゆうきさん
 ホンネの資産運用セミナー(インデックス投資ブログ)
・riepo8さん
 @riepo8
・スミ デラックスさん
 株・FXで含み損を抱えた主婦・・コツコツ積立投資始めました
・わたし

オフ会での話題を、覚えている範囲で投資関連とそれ以外にわけて箇条書きします。
話すのに夢中で写真は撮り忘れ…文章のみでお届けします。
kenzさんの発言が多いのは、発言主がはっきりしているのがkenzさんだけだからです。(すみません)
あと、内容がおもしろくって。(←失礼)

【投資関連】
◆個別株で分散投資するなら30銘柄は必要。50銘柄あれば十分分散投資していると言える。
 ※ただし、日本だけだと十分とは言えない。(日本全体がダメになった場合のリスク分散ができない)

◆投資にいくら充てるか(無リスク資産としてどれだけ残すか)は人それぞれ。
・無リスク資産が「給与の3ヶ月分」で十分な人もいれば、某ゲイツ氏のように毎月億単位(?)の金額が手に入る人なら1ヶ月分もいらない。

アセットアロケーションも人それぞれ
新興国株式はいらないという人もいる。
・世界の時価総額の比率は、先進国 8:日本 1:新興国 1。この割合で投資するのもあり。
 (インデックス投資は "世界経済はゆるやかでも成長していく" ことを期待して投資する)
・先進国で "日本抜き" はあるが、"米国抜き" もある。
・バランスファンドも投資期間が長くなり投資関連の知識がついてくると自分のアセットアロケーションに合わず気に入らなくなる。

◆初心者向きといわれる「セゾン・バンガード」は、投資期間が長くなると新規買付しなくなる。
 (ほかにいい投信があるから?)

日本株インデックス投信
・日経225は225銘柄を扱うが某企業の割合が日経TOPIX連動と大きく異なる。実態を反映していない。

◆インデックス投信選ぶなら
・どんどんコストの安い投信が登場している。
・今なら「ニッセイ」「たわら」「iFree」いずれか、前者2つを選んでおけば間違いはない。

◆インデックス投信とETFの違い
・インデックス投信は1日単位でしか値動きがない。買付も売却も目安でするしかない。
ETFは毎時(分,秒)ごとに値動きがある。買付・売却のタイミングが難しいが決めた価格で取引できる。

◆配当込み/なし
・配当が基準価格やコストに反映されると運用にブレが出る。配当込みのベンチマークの投信の方がブレが少ない。

◆為替ヘッジあり/なし
・コスト(手数料)を考えると圧倒的に「為替ヘッジなし」になる。「為替ヘッジあり」は従業員の退職金を運用するなど為替の影響を抑えたい運用者向け。

◆証券会社の誘導に注意して投資のタイミングを図る
SPA!東スポ を除く雑誌で「今が株の買いどき」「投資するなら今」といった特集が組まれたら
それは『投資するタイミングではない』という合図。
・証券会社のキャンペーンはうまく利用する(そのために複数の特定口座を開設して維持のためだけにごく少量保有するのもアリ)
・証券会社や銀行が広告などで大々的にイチオシしてくるものは『関わるな』のサイン。
 (例:"ロボアド")
・証券会社の前でうなだれるオッサンの映像がニュースで流れたら買いどき(笑)。

◆目論見書や運用報告書で見るべきところは "コスト"
・「だって100円預けてるのに信託報酬20%超だと70円台になっちゃうの、おかしいでしょ」(kenzさん)

◆投信のスポット買付は1万円からだけど積立は500円/月からできる

SBI証券なら銀行引落しのでの買付もできる。(設定すればあとは自動!)

◆不動産投資にもいろいろある
・自身の子どもまで動員して時給換算で500円程度の掃除をするワンルームマンションオーナーは果たして賢い投資と言えるのか。
 そもそも、人口が減少しているのに次々と税金対策でマンションやアパートができているから空室だらけになるのは必然。(その中でうまく運用するのは難しい)

◆投資しようとするまとまったお金があるならその量にもよるが一度に買付するのではなく何回かに分けて買付がいいかも。

◆NISA口座の投資がプラス10%なら売却してもいい(考え方は人それぞれ)

◆いつ・どのタイミングで投資すれば最大の利益を得られるか正解は誰にもわからない。
・あとから見て底をうったとわかるのであって、その時点では下落や暴落が本当の底かはわからない。
・下落局面で積立とは別に余剰資金でプラスの買付をしてもいい。
・2,3年の短期間だけを切り取って「このアクティブファンドなら○%の利回りがあったのに、インデックス投信は△%しかなかった。インデックス投資家はバカだ」という輩がいるかそんなのは●●(ピー)だ!(kenzさん)

インデックス投資の期待リターンは5%。期間は何十年。つまり、現役で働いているうちから積み立ててリタイアして死ぬくらいまでの期間。
・もちろん大きくマイナスになることもあればプラスもある。プラスと同じ割合でもマイナスになったときの精神的ダメージ大ならリスク資産への投資を考え直す必要あり。

◆住宅ローンがあるなら投資より返済を優先するのがいいのでは。

◆俗に "お宝保険" と言われる個人年金
・加入しているならラッキー。(保険会社にとってはお荷物だろうが)
・今、加入はすすめられない。

インデックス投資家は余暇を楽しむ時間ができる(が、ブログ継続は困難)
インデックス投資を続けていると、やることがなくなってくる。
 (自動積立であれこれ気にする必要がないから)
・そして、ブログネタもなくなってくる。
 (決まったことを愚直に続けるだけだから)
・だから、インデックス投資ブロガーさん達の集まりで部活動(笑)している。
 卓球部、軍艦部…etc
・「ブログの更新最近ないですよね」「誠に申し訳ございません」(kenzさん)

インデックス投資の本
・「ウォール街のランダム・ウォーカー」は図書館の貸出期間(2週間)では読みきれない。読むのに体力、気力、精神力が必要。投資初心者には難しい。まだ「敗者のゲーム」の方が読みやすいかも。

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

 

 

・初心者へのおすすめは「全面改訂 ほったらかし投資術」。

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

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【その他】
プレモルのピッチャーからちゃんとビールが出てきた!泡だけじゃなかった!

◆渋谷の一等地で格安にて卓球できる
・なんと、600円/時間(平日)、900円/時間(休日)。人数割可能。
 朝10時からやっている。運動不足解消。終電逃したときにも使える。オーナーは税金対策か?

◆ミサイル
・迎撃の精度はかなり高いが、物量作戦で来られたら間に合わないかも。
 (軍艦の話が始まると長いよ~(笑))

iPhoneをはじめとするガジェットなどの進化はめざましいのに人間の肉体的苦痛から開放される技術開発は何故されないのか。
・風邪も根絶されないし、花粉症は「仕方ないですね」の一言で片付けられる。やろうとしてないだけじゃない?

【最後に】
今回は投資の話がだいぶ多めだったらしいです。

※本記事は、投資のリターン等の保証をするものではありません。投資はご自身にて判断してください。