ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

投資信託販売手数料は実質無料でした

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買付手数料が無料の投資信託しか買付していません。その条件を満たす投資信託の中から選んでいるからです。

ただ、ちょっと気になるアクティブファンドをごくごく少額なら買ってみてもいいかなと思い、目論見書をざっと読みました。信託報酬が少々高いのは仕方がないとして、買付手数料が無料でないことに驚いてそのまま閉じました。

が、また数日後にSBI証券で該当のファンドのページを見たところ、買付手数料が無料となっています。

その理由は…SBI証券(ほかほとんどのネット証券や一部銀行等)が取扱投信の販売手数料を無料化したためでした。

jbpress.ismedia.jp

SBI証券は2019年12月16日から、取り扱っているすべての投信(約2700本)の販売手数料を無料にしました。

 

あまり気にしていませんでしたが、そういうことだったのですね…

何事も「習うより慣れろ」で「とりあえずやってみる派」としては、少額のアクティブファンドを実際に買ってみるのもこれで少しハードルが下がりました。

上記引用した記事では最後に少々どきっとする記載がありました。

コスト以外にも目を向けよう

 一方の投資家にも課題は残されています。低コストを志向するあまり、商品選択の眼が狭くなってはいないでしょうか。

 限界まで低コスト化が進めば、わかりやすいモノサシで投信を比べることが難しくなります。自分の目的に合った投信を選ぶ眼を養ううえでも、投資哲学や商品設計、リスク特性などコスト以外の部分も比較検討する姿勢をいまのうちから心がけたいところです。

 どの商品や市場も同じですが、過度な低コスト化は誰も幸せになりません。投信市場でいえば、その一翼を担う運用会社が疲弊して投信運用の継続性に不安が出てくることも考えられます。金融機関系列や預かり資産が大きいなど経営体力のある運用会社ばかりになっては、健全な競争原理が働く市場とはいえないでしょう。

 投信のコストは今後、投資家と金融機関が共存できる“適正価格”にまで下がり、収れんされていくのではないでしょうか。そこで初めて、両者が同じ立場で同じ目的をもって資産運用に取り組むことができるようになると思います。これからの投資家は合理的かつ厳しい眼で金融機関を見守りながら、投信市場を育てる仲間として一緒に歩んでいくことが求められます。

 「なんとなく」「○○さんが選んでいるから」だけではなく、もっと深く知ることが必要ということですね。

(とはいえ、「信頼に足る方が選んでいる」という口コミも個人的には重視しています)