ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

『バスに乗り遅れるな』とは?

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現時点で、この1,2年は株式投資(投信)をしていると相場がとても良く、かなりの含み益が出ている方が大半と思います。

ですので、「この相場での恩恵を享受する機会をみすみす逃すな」という意見があるようです。

私は原則として数十年での長期投資を考えています。

確かにこの数年で見ればプラスに振れるケースが多く、『この機会にもっと得るものを得たい』と考えるのももっともかもしれません。

少ない自己資本でその何倍もの金額が動く『レバレッジ』をかけた投資をしたくなる方もいるそうです。『このチャンスをものにしないなんてもったいない』という考え方でしょうか。

それをたとえて『バスに乗り遅れるな』というそうです。

news.mynavi.jp

相場をバスに見立てた話で、相場が進むにしたがってバスという相場にひとり乗り二人乗りしていき、さらにバスが進むと、乗り遅れまいとさらに多くの人が「バスに乗り遅れるな!」とばかりに乗り込んできます。

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相場には、最初は乗る人間も少ないですが、先に進むにしたがって乗客は増え混み合ってきます。終点(相場の終わり)手前のバス停では、乗りきれないほどの人間がさらに乗ろうとします。そして、程なく終点につき、ひと相場が終わります。

要するに、「バスに乗り遅れるな」のように、マーケットの大勢に追随しても、儲けはわずかです。ともすれば、損失を出すこともよくあります。

上記引用した『損失を出すこともよくあります』という言葉が私にとってはとても重いです。

自分が相場を読んで投資ができるとは全く思えませんし、ここ数年の好調もいつまで続くかわからない、明日にも下げるかもしれないという思いの方が強いです。

 

今は、身を乗り出して『チャンスをものにしよう』とは間違っても考えられません。ただ、人間は忘れやすい生き物です。いつか私も『バスに乗り遅れるな』と思うようになるかもしれません。

自戒を込めて、焦らず慌てず淡々と続けてゆくためにメモとして残します。