ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

QOL ~ランチへの執念~

以前(3,4年前)は、QOL(Quality Of Lunch = 自分ひとりで自由になる平日ランチの質)を日々積み重ねるべく、勤務先のビルからはふつう行かない遠い場所にあるお店にも足繁く通っていた。(私の仕事は内勤で出張はほぼない)
※このQOLは私の造語

同僚には「ランチに命を賭ける女」だったか「ランチに執念を燃やす女」だったかどちらかの称号を授けられた。(今となってはうろ覚え)

今日、久しぶりにその店へ行こうと決意し、交差点を渡るのに信号の待ち時間等も考慮して最短ルートで走っていった。店の前まで行ったら、なんと営業していないではないか!張り紙を見ると、3号店で営業しているとのこと。
2号店、3号店と支店を出したことは知っていたが、だからこそ久しぶりに1号店(本店)に来たのに。
しかし、落胆している暇はない。ここまで私の中で盛り上がった "旨いランチをお腹いっぱい食べる" 気持ちを抑えられないし、目的を果たさずには帰れない。
2号店となる場所で以前営業していたお店にランチで通っていたから、2号店の場所はわかる。ここからも迷わず行ける。3号店はだいたいの場所はわかるが迷っている時間的余裕はない。「本店が営業していないのなら2号店」とターゲットを変えた。2号店にしたのはもうひとつ理由がある。系統は全く異なるが2号店のそばにも定宿ならぬ定"食"があるのだ。万が一すぐに入店できない場合はそちらもやむなしと思って2号店へ向かった。
果たして2号店へはそれほど待たずに入店できた。

欠食児童の如くもくもくと食べ、周囲で優雅に談笑する女性たち(ここは女性客が圧倒的に多い)を尻目にさっさと会計を済ませてお店を出た。

ちなみに、この1号店にランチで入れなかったのはこれが2度目。1度目は貸切営業のためだった。
そのときは2号店そばの次候補のお店(暖簾わけされた)の本店へ行った。
ハズレはできるだけひきたくないので、暖簾わけや支店の情報を頭に入れておくにこしたことはない。

教訓:久しぶりに行くお店は事前に営業状況を確認しておくべし