ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々と投資の記録

ミレーナ素晴らしい!

ミレーナを装着した。

主な目的は貧血改善のため。

世間では「主に避妊目的」と認知されているようだけれど、実は2014年から過多月経や月経困難症に保険適用されている治療方法でもある。

月経痛などの軽減に効果があることはは知ってはいたけれど、体内に装着するのには抵抗があった。

ところが、今年になって、かつてない貧血状態で鉄欠乏性貧血と診断された。

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鉄剤を服用したことで、大幅に体調は改善したけれど、根本的には解決していない。加えて、毎月の月経で鉄分が体内から失われることに変わりはない。それは閉経まで続く。

毎月の診察と薬の処方で、約2000円かかる。年間だと約24000円。通院と薬服用必須の持病もある。

そこでミレーナである。

・一度装着すれば5年間有効

・保険適用されたこともあり、自費でも月々にすれば安価(相場は約50000円前後)

・月経痛軽減も期待できる

…やらない理由が見当たらない。

そこで、先日ミレーナ取扱いのある産婦人科で装着してきた。

生理(月経)開始後3-5日目の装着が望ましく、子宮筋腫がなければ、受診当日に装着も可能。

「出産経験がないと(装着時の)痛みを感じやすい」等々のデメリットがあるらしいが、自分には該当しない。

Google先生に聞くと、少ないが体験談が出てくる。「装着当日から数日は痛みや違和感があってまともに動けない」という情報もあったが、こういったことはひとそれぞれで、やってみないとわからない。

 

あくまでも私の場合だが、装着時とその後は、こんな感じ。

・装着時に少々の痛みはあるが、耐えられないほどではない

・装着当日と翌日に下腹部痛(鈍痛)があるが、なんとかなる

 (歩いていける場所へ車で往復したくらい) 

 

不正出血がしばらく続くが、産婦人科の先生によると、「大抵の人は数ヶ月、長くても半年」で落ち着くそうだ。

ずっと不正出血が続いていてわからなかったのだが、「どうやらこれは不正出血ではなく月経らしい」と気づいたとき、気づかなかった理由に思い当って、「素晴らしい!」と感じた。

私は月経困難症というほどでもないし、月経痛がさほどひどくないものの、やはり、1,2日目は下腹部の鈍痛があった。とにかくやり過ごすしかなかったその痛みがなかったことに今回気がついて、それがない快適さがとても嬉しかった。

憂鬱だった月1のおつとめの症状が軽減されることでこんなにも晴れ晴れとして気分になれるなんて!

不正出血なんのその。デメリットが見当たらない。(強いて言えば「妊娠しなくなる」くらいか。取り出せばすぐに妊娠可能な状態にはなる)

 

装着して約2週間後、検診をうけた。ミレーナはきちんと装着できていた。次回は約3ヶ月後の検診予定。

 

ミレーナについて詳しくはこちら。

whc.bayer.jp