ほんのひとさじ

ゆるゆる過ごす日々の記録

インデックス投資ナイト2018に参加

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ステージ前の特等席から撮影

インデックス投資家のみなさんが集まるイベント「インデックス投資ナイト」(於:渋谷東京カルチャーカルチャー)に初参加しました。

参加した気になれる当日の詳細は、下記2つのブログをどうぞ。

zarigani-money.com

インデックス投資ナイト2018に参加しました

 

ここでは私の個人的な感想を連ねます。

 

【入場前】

開場時刻17時の10分前ころから並びました。すでに10名近くの方々が並んでいました。

チケットには整理番号がありましたが、この時点では特にチェックがなく、せっかくかなり若い整理番号をゲットしていた私は若干の不安を感じていましたが、開場時刻になると整理番号順の入場となりました。それほどいなかったので、10番毎区切りくらいでした。早々に入場できたにも関わらずどこの席に座ってよいものか迷った末、ステージ脇の一番前の席にしました。(席によってはステージが見づらい席もあります)

座席は割と狭いです。知り合い同士で声をかけて同じテーブルを囲むグループもあれば、ひとり静かに座る方もいました。インデックス投資ナイトには初参加でもほかのオフ会などで交流があれば顔見知りの方がいるのかもしれません。来場者の女性は全体の3割はいた気がします。

実行委員さんからのプレゼント、1杯目のドリンク無料のフリードリンクチケットは入場の際に配られました。ドリンクなどのオーダーはテーブルの上のボタン(ファミレスと同じ)またはお店(カルカル)の方に声をかけてもいいですし、バーカウンターに並んでも注文できます。ビールはすぐに受け取れました。最初のドリンク以降のオーダーは個別会計となり、座席の番号札が渡されます。

「開演までしばらくありますのでご歓談を」と人見知りには厳しいアナウンスがされました。結局開演までは近くの方とお話できませんでしたが、せっかく投資家さんが集まるイベントなので、「投資はいつごろから?」「今お持ちの投信は?」などなど聞いてみればよかったとあとから思いました。

 

【第一部】

第一部は、実行委員のイーノ・ジュンイチさん司会で、解説は日本経済新聞社の田村正之さん、実行委員で今回初登壇の水瀬ケンイチさんとゲストに迎えた米国株投資ブロガーのたぱぞうさんの対談です。

たぱぞうさんは米国株メインで投資しており、水瀬さんは全世界へ幅広く分散投資されています。"そのお二人のバトル" とのふれこみでしたが、「檀上のオーダーはタダ」と暴露してかなり酔っぱらった田村さんは「(今の水瀬さんとたぱぞうさんの)話を聞いていませんでした」というズッコケ反応で会場の爆笑を誘いつつも、S&PやACWIの指数の期間ごとのパフォーマンス比較を示したスライドで「現時点では全世界よりも米国のパフォーマンスが優位」と説明されていました。ただ、対談の結論としては、「今後も米国優位かどうかはわからない」(将来は確実ではない)となりました。当然といえば当然です。私は、水瀬さん、たぱぞうさん両ブロガーの穏やかな語り口や見事な司会のイーノさんに終始感心していました。

#たぱぞうさんの利用PCはmouseコンピューターでした。

 

【第二部】

金融庁になんでも聞いてみよう」と題した第二部、金融庁の今井利友さんに会場から直接質問ができました。

「NISAと つみたてNISA の一本化は考えていない」「NISAの恒久化はやらなければと思っている」「NISAを一元管理するため証券会社などの金融機関は1つに限定している」などのNISAに関するお話が聞けました。

「悪意を持ったビットコインなどの事業者を金融庁で見抜くことはできないか」との質問には「無理です。提出された書類上で正しければそれを信じるしかありません」との答えでした。

過去もありましたし、現在も怪しい投資商法がありますが、結局は他人頼みではなく消費者がかしこくなって、怪しいものには近づかず利用もしない(≠銀行の窓口でおすすめの投資信託を買わない)ことを実践するしかないのかもしれません。

 

【第三部】

有識者座談会として、カン・チュンドさん司会によるファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんと経済評論家の山崎元さん、投資ブロガーのゆうきさんと当日のお楽しみ某投資ブロガーあらため "個人凍死家テリー" さんそれぞれの組で、投資を続けるためのメンタリティについてを中心に対談されました。

 

「持っている投資資産が20%下落したときに相談されたらどう答えますか」の質問に竹川さんは「その前の平時に相談して欲しい」との答えでした。当然といえば当然で、そのココロは「心の許容度と金銭的な許容度は別に考えておくこと」とのことでした。

山崎さんは「仮に含み益が360万円減ったとしたら、1年12か月が30年で "1万円/月" の生活費が減る(=その分つつましく暮らす)と考えればよい。360万円の損失と聞くと大きな金額だが平らにならすとさほどのダメージではないととらえることもできる」と考え方の転換を提案されました。

竹川さんはさらに「地震が起きてから非常持出袋の準備をするのでは遅い。平時に準備しておくことが肝要で、リスク許容度も地震と同じく平時に考えておくべきこと」とおっしゃっていました。

実はその後本当に結構大きな揺れ(震度3)の地震があり、会場では「竹川さんは予言者…?」とザワつきました。

山崎さんからは舌鋒鋭く「投資家の年代によりベストの投資方法があるというのは商品を売りたい銀行や証券会社のまやかしであり、どんな人でも低コストのインデックスファンドで地域を分散して投資すればよい。これが王道」とのコメントもありました。

 

後半は、ブロガー対談です。

私は「ネギしょった鴨をくくりつけたヘルメット」姿で登場したテリーさんが、当日のお楽しみブロガーは今年もITTINさんなのではとの噂をうけて「こんばんは♡ ITTINです♪ 母子ともに元気です☆」(ITTINさんは先日無事出産されました)と裏声で登場したことですっかりひきこまれてしまいました。会場も一部で大爆笑でした。

カモネギは…テリーさんがかつて "ネギしょった鴨" として、今は亡き某S銀行の窓口へ行き、行員の美人なお姉さんからすすめられるままに投資信託を購入したことに由来します。幸い、この投資信託では少し儲けたものの、"さらなる欲をかいて" 某大手N証券の窓口へ行って証券口座を開設し、2008年のリーマンショックにより損失を出したとのことで、"個人凍死家テリー" と名乗るに至ったそうです。

檀上でワインを飲んでさらに調子づいたテリーさんは「ナンピン(下落した株)」「クソナンピン(さらに下落する株)」で儲けようとマネーゲームを楽しむとも言っていました。

対するゆうきさんは真面目一辺倒な見た目ですが、「下落が楽しみ」とのこと。それは「そのときに買い増しして値上がりを期待することができるから」だそうです。

下落したといえど、それが底値で以降反発するかどうかの見極めはプロでも難しく実質不可能とのこと。

ですが、下落が「単純に資産が減る」のではないことが理解できました。

軽快なカン・チュンドさんの司会も冴えていましたし、ところどころで笑いもあり、個人的にはこの対談が最も楽しめました。

投資の王道ではなく "下落を楽しむ!" というお二人ですが、家族に薦めるのはまず iDeCo で次に NISA による世界分散のインデックス投資とのことでした。

 

【休憩時間】

インデックス投資オフ会であるムサコ会主催のおぱるさんや、そこでお会いした水瀬さんにお声掛けいただきました。

水瀬さんからは「すでに投資関連イベントやオフ会などでお互いに知り合いとなっている参加者も多いが、そうではない初参加やアウェイ感を抱く参加者さんもいるかもしれない。せっかく "インデックス投資" の仲間たちが集い話せる機会なので積極的に声掛けを」とお願いを承りました。しかし、人見知りで初対面の方と話すことが苦手な私はあまりお役にたてませんでした。すみません…

 

開演直前にいらして、ステージ前だった私の隣の席に着席された小3と小1の息子さんを持つ女性とは少しお話しました。

「水瀬さんが思ったより若い!肌ツヤがいい!」とおっしゃっていたことは、水瀬さんへ直接お伝えしました。(やはりビールのおかげでしょうか)

 

【懇親会】

インデックス投資ナイト終了後は長い列ができたお会計を済ませてから懇親会です。

お会計までの間はただ並ぶだけでなく、懇親会0次会として投資家さん同士の雑談タイムともなっていました。

懇親会からは、半円形のテーブルをつなげて円形にし、和気あいあいとお話できるようにします。実行委員のみなさんからは「ひとつだけ決まりごとがあります。各テーブル自由ですが、参加者1名だけにならず必ず誰かと2名以上で席についてください」とのアナウンスがありました。

私がウロウロしていたところ、ひとりでいるとお気遣いいただき実行委員のイーノさんに手招きされましたが、単に直接テリーさんに登場時のITTINさんネタが面白かったことをお伝えしようとしていただけでした。ゴメンナサイ…

テリーさんへひとことお伝えするだけのつもりでしたが、空席があったのでずうずうしくもそこへ座りました。そのテーブルにいたのはほとんどが投資ブロガーさんらしく、名刺をいただきました。

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名刺もらった!

 

みなさんすでにお知り合いかのように投資話をされていました。

当初目的だったテリーさん登場時のネタが面白かったことをお伝えしたところ、その反応に喜んでいただけたようで満足しました。(笑)

そのテーブルでは金融庁の今井さんとも少しお話できました。NISAの恒久化を強くお願いしつつ、通常NISAの5年間の非課税期間でマイナスになる可能性が十分あり、損益通算できないのは不安要素であることをお伝えしましたが、「損益通算できる人は、NISA枠以上の投資をする人なのでは」だそうで難しそうでした。

(現時点で私はNISA枠以外は企業型DCの投資しかできていません)

 

自分はインデックス投資をしているがご両親がなかなか耳を貸してくれないとのお悩みもありました。

 

懇親会では、実行委員のkenzさんからも「どうでした?」とお声掛けいただきました。

酔ったうえにローストビーフ丼男前盛りを食べてお腹いっぱい、楽しい方々のお話を聞けて心も満たされていた私はえらく上機嫌で「楽しかったでーす!!」とお返事しました。

後日、kenzさんからこのやりとりを見ていたイーノさんが私のことを「今の人はkenzさんの奥さん?」とkenzさんに聞いたと伺いました。

kenzさんも私も「敬語で会話する夫婦がいるのか??」と首をかしげましたが、愛妻家と評判のkenzさんの奥様と間違えられたことは光栄です!!

 

【帰り】

帰りは以前ムサコ会でご一緒したこんぶさんとお話ししながら帰りました。

私もこんぶさんも投資歴は浅く、インデックス投資ナイトの参加は初めてでしたが、お互いに「インデックス投資家は紳士淑女の集まり」との認識で一致しました。

それは、しっかり投資に回す余裕資金をお持ちで、かつ、それなりの収入を得ている金銭的にも心にも余裕のある人々だからではないか、と。

それに、インデックス投資家はイケメンや素敵女子ばかり!とも。

 

【総括】

非常に楽しいイベントでした。

(しばらく更新をサボっていたブログを書く元気をもらいました)

来年も参加したいです。